価格:165円(税込)
タッチアンドフローと日本画家の栗原 由子さんがコラボレーション制作した花柄のポストカードです。細密に対象物の奥の奥まで描ききる、栗原さんならでは筆力に圧倒されて目が離せなくなります。
栗原 由子 | 日本画家
筑波大学修士課程芸術研究科日本画専攻。IOC主催オリンピックアート&スポーツ2000日本代表。グラフィックデザイナーとして15年勤務後、日本画制作の道へ。数々の展覧会に積極的に参加。日本画の手法を重んじつつ、緻密で独特な世界観の作品を描き続けている。
ー栗原 由子さんに聞きましたー
Q:今回のポストカードの原画は何で書きましたか?
A:和紙に岩絵具という日本画の伝統画材で描いています。
Q:その画材を使用するきっかけや理由はありますか?
A:大学時代に専攻してからずっと日本画を描き続けていますが、日本画の画材の発色の良さと独特の質感、箔を用いたりと工芸的な要素があることに魅力を感じています。
Q:作品に対するコンセプト、テーマなどを教えてください。
A:自然の中にある生命力や模様を感じさせる部分、美しい色合いに惹かれます。例えば葉の枯れかけているところや虫食い、新芽などに見られる力強さや造形の面白さ、色の美しさを表現することに喜びを感じます。
Q:作品によく登場するモチーフ、モデルなどがあれば教えてください。
A:野菜や果物、特に南瓜、蕪、葡萄などは一つずつ形も色合いも異なるので好んでよく描きます。
Q:制作する上で、一番こだわっていること、大切にされていることは何ですか?
A:事前にモチーフをよく観察すること。色合いは最も大切に考えています。
Q:作品はどのぐらいの頻度で生み出していますか?
A:月に3〜4枚程度です。
Q:好きなこと、絵以外の趣味やマイブームなどがあれば教えてください。
A:好きな音楽(exo)を聴きながらの散歩。最近は蔦に覆われた建物を探しながら散歩をすることにはまっています。
Q:メッセージをお願いします。
A:私の絵やポストカードが大切な時間や空間を共有するきっかけになればとても嬉しいです。
ー〔アート タッチ〕についてー
デジタル時代において、ペーパーコミュニケーションをもっと手軽に、もっと身近に...。
様々なアーティストの力を借りて、長方形の紙にその可能性を託したポストカードのシリーズが“Art Touch(アート タッチ)”です。
「もうすぐ友達の誕生日だけど、LINEのスタンプだけじゃ、ちょっと味気ない」「久しぶりに手紙を書こうかと思ったけれど、便箋に向かうとなかなか筆が動かない」そんな時に、たいせつな人の笑顔を思い浮かべながらポストカードを選びませんか?
贈っても飾っても、紙とアートの力がきっと気持ちをなごませてくれます。
世界中のみなさんが“Art Touch”のポストカードを一枚手に取るだけで、あたたかい気持ちになりますように...。
Art Touch参加アーティスト一覧