「貴重品はお手元に…」なんて言われてまず最初に手にするもの、それはきっと財布です。思えば、小さな銀行みたいなもの。いつの日か、カードやスマートフォンだけ持てばいい、というキャッシュレスな世の中になっても、いざという時のために何枚か紙幣があると安心です。
そうして出来たのが、この“FLAT BANK”。マチを最小限にした製法でふくらみが抑えられ、いつまでもフラットです。コバもていねいに磨きこまれています。カード6枚がピタッと収まるカード段、その隣りにお札が入れられる最小限のスペース。いちばん手前のポケットには、レシートなどの小紙片が入ります。
発色がきれいで、ほどよく手に馴染むシュリンクレザーに、旋盤で削り出した真鍮製パーツ。三角形フラップは、中身がこぼれないようにするための、過不足のないかたちです。

ブラック、グレー、レッドの3色展開。柔らかい質感のシュリンクレザーは、使っているうちに艶が増します。フラップを留めるオリジナルのスナップボタンは真鍮製。旋盤で削り出した挽き物なので、放射状に光を反射します。

ロングウォレット〔バンク〕と比較してみました。（上：ロングウォレット〔フラットバンク〕　下：ロングウォレット〔バンク〕）横幅は少し大きいのですが、厚みはおよそ半分くらい。中にカードを入れた状態は、まるで薄い板のようです。

へり部分は切れ目（裁断した革を縫い合わせた後、コバをていねいに磨く加工）なので、フラットな姿になっています。革が数枚重なった端ギリギリにステッチを走らせるのは、実はたいへん難しい仕事。

内側のカード段は6段。もちろん、手前の大きなスペースに7枚目、8枚目と入れていただくことも可能です。カード段奥のスペースにはお札が入ります。

上から覗くとこんな感じ。レシートなどの小紙片やチケット、小さな写真など、名刺サイズ程度のものならどんどん収納できます。
※小銭は入りませんのでご注意ください。

片手で楽に持つことができます。

ニュートラルな白の厚紙に、濃茶色の箔押しを施した箱のパッケージ。ギフトにもおすすめです。