2019年にタッチアンドフロー日本橋店に登場して以来、安定した人気を誇るディビット・ハウエル社のブックマーク。その人気を受け、先日オンラインショップでもお取り扱いを開始しました。今回は日本橋店にて、新作を含めた64種類をご紹介します。通常は10種類程度しか取り扱っていないので、ずらっと並ぶ60種越えのブックマークの様子は圧巻!ぜひこの機会をお見逃しなく、ご来店をお待ちしています。
※価格改定のお知らせ:2023年1月より、現在の1,980円(税込)から2,310円(税込)へ変更となります。
●【新作】「AN INVITATION(死の帝国)」
パリの旧市街の城門近く、地下納骨堂カタコンベには600万人以上の人骨が収められている。骸骨の手が差し出す招待状には書いてあるのは、パリのカタコンベの入り口に刻まれている言葉は、ウェルギリウス(フランス語でVIRGILE/古代ローマの宮廷詩人)の作品からの引用である。
「arrete c’est ici l’empire de la mort(止まれ!ここは死の帝国だ)」
●【新作】「FAITHFUL SAMURAI(国芳の「義士伝」)」
忠臣蔵は忠誠と仇討ちに関する日本史上の最も素晴らしい物語の一つ。歌川国芳の錦絵には、家臣のひとり 間瀬宙太夫正明(ませ まさあき)が弓矢を構えて、今にも射ようとしている姿が描かれている。62歳の間瀬は勇敢に激しく戦う熟練の剣士として描かれ、すべての仲間から賞賛された。
●【新作】「CARESS OF SPHINX (クノップフ「スフィンクスの愛撫」)」
フェルナン・クノップフの「スフィンクスの愛撫」は、オイディプスがスフィンクスと出会う様子を描いている。オイディプスが合格するには、スフィンクスの謎かけに正しく答えなければならない。失敗は死を意味する。その謎とは 「朝は4本足、昼は2本足、夕暮れには3本足で歩むものは何だ?」
オイディプスはこう答えた。「人間だ。赤ん坊のときは四つん這い、大人になれば二本の足で歩き、老いれば杖をつく。」
●【新作】「VINCENT VAN GOGH “ALMOND BLOSSOMS” (ゴッホの「花咲くアーモンド」)」
ゴッホは甥のフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ(1890-1978)の誕生を祝って「花咲くアーモンド」を描いた。2月1日から20日の間に着手し、弟テオに絵を届けた4月29日までに完成したことが当時の手紙から推定されている。この時期は1ヶ月間の虚脱状態と重なっており、本人曰く”獣のように打ちのめされ”、仕事もできず手紙も書けなかったという。
なお、同時期開催の「PENON(ペノン)ART PENフェア」にて同柄のペンを販売しています。こちらもあわせてご覧ください。
●【新作】フランク・ロイド・ライトほか、建築家作品のシリーズ
左:「CASEMENT WINDOW(フランク・ロイド・ライトの「開き窓」)」
このしおりは、1902年にフランク・ロイド・ライトが設計したバッファローのダーウィン・D・マーティン邸のステンドグラスから着想を得たもの。
右:「PRAIRIE SCHOOL(草原様式)」
草原様式(プレーリー・スクール)で最もよく知られているのはフランク・ロイド・ライトだが、優れた建築家は他にもたくさんいる。そのひとり、アーサー・ヒューンは1901年にブリンズメイド邸のステンドグラスをデザインした。この窓の特徴はシェブロン(逆V字形)模様と呼ばれる模様で、その角度はこの家の大きく張り出した破風と呼応している。しおりはこのシェブロン模様に触発されたもの。
販売期間
● 日本橋髙島屋S.C.店: 2022/12/1(木)~2023/1/31(火)
DAVID HOWELL(ディビット・ハウエル)
アメリカNY生まれ。ペンシルベニア大学にて建築学を学んだ後、NYにてDAVID HOWELL&COMPANYを設立。深い造詣に基づいた独自の視点でアートをとらえ、新たに面白さと美しさを加えたデザインで世界中にファンをもつ。また、名画から新たな作品を生み出す卓越したデザイン・技術力が高く評価され、ホワイトハウス、ルーブル美術館など世界250以上の施設の商品開発も手掛けている。
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