「冬が好き」という、画家兼イラストレーターであるJun Sasaki の真骨頂、”冬の絵”をご紹介します。なかでも見どころは、作家が冬と同じくらい強く惹かれているヴィンテージの道具たちとのハーモニー(調和)を意識した作品たち。
ていねいに、ひとつずつ、年輪を刻んだ一点ものの道具たちと対峙し、筆を進めていく。。。
過去から現在につながるこの道具たちが”冬の絵”と調和したとき、それらは暮らしの彩りに、さらには人生を支える唯一無二の心のともしびとさえなるかもしれません。そんなこころの芯に響いてくるようなSasakiさんの世界観。どうぞタッチアンドフローのギャラリーで触れてみてください。
【作家のことば】
僕の絵。
気軽に飾りたい、日々の何気ない気持ちを 伝えたくなるものを。
僕が作ったものが誰かの手に渡り
そこから大切な人の手に渡っていき
世界中を旅してくれたら嬉しいなと思うんです。
そんな身近な存在である絵でありたい。
どこか淋しい、けれどもなんだか暖かい。長く人の手で触れられてきた道具が世界でひとつのフレームに。
動物たちもそれぞれに、しっくりとくる住処を見つけたようです。
道具と完全に一体化している作品も。。。
展示販売期間
日本橋髙島屋S.C.店:2020/1/8(水)~2020/1/28(火)
※最終日は午後5時閉会です。
Jun Sasaki | 絵描きとイラストレーター
1986年東京生まれ 東京都在住
山脇美術専門学院ビジュアルデザイン科卒
2007年より個展、合同展などを精力的に開催。
インクとペンを使った繊細ながらも温かみの感じられる作風が人気を博している。
http://www.junsasaki-art.com/
インスタグラム:@jun.sasaki