価格:165円(税込)
タッチアンドフローとスタンプデザイナーの芳仲 麻子さんがコラボレーション制作した季節のリース柄 ポストカードです。版画には、手作りならではのインクの濃度やかすれが味わいとなって表れてきます。完成するまでに、何案も繰り返し制作していただき、一緒に作品を選びました。リースのメインモチーフは、春は菜の花、夏は朝顔、秋は麦の穂、冬は蓮の実です。
芳仲 麻子 | スタンプデザイナー
植物のモチーフを得意とするスタンプデザイナー。現在はラバースタンプを中心に制作。
ー芳仲 麻子さんに聞きましたー
Q:作品の材料を教えていただけますか?
A:はんこ本体は「はんけしくんハード」というはんこ専用の消しゴムを使用。インクは、シャチハタの「いろもよう」というスタンプパッドを使っています。
Q:その画材を使用するきっかけや理由はありますか?
A:「はんけしくんハード」は消しゴムの粘りがあまりなく、柔らかすぎないので、細かい図案をブレずに彫ることができます。また、スタンプ用のインクもたくさんの種類が発売されていますが、「いろもよう」は落ち着いた色味が多く、透明感があり、発色も良いので最近のお気に入りです。
Q:作品に対するコンセプト、テーマなどを教えてください。
A:花や葉、木が好きなので、はんこのモチーフもほとんどが植物です。自然の美しさをはんこでも表現することがわたしのテーマです。
Q:制作する上で、一番こだわっていること、大切にされていることは何ですか?
A:はんこは、彫ってしまうと修正がききません。きれいな線のはんこが出来るまで、何度でも一から彫り直します。納得いくまで掘り続けること、それがわたしのこだわりです。
Q:作品はどのぐらいの頻度で生み出していますか?
A:図案の難易度にもよりますが、月に20~30点を作ります。
Q:好きなこと、絵以外の趣味やマイブームなどがあれば教えてください。
A:読書が好きです。
Q:メッセージをお願いします。
A:消しゴムはんこでどこまでできるのか?その可能性をこれからも追求して行きます。
ー〔アート タッチ〕についてー
デジタル時代において、ペーパーコミュニケーションをもっと手軽に、もっと身近に...。
様々なアーティストの力を借りて、長方形の紙にその可能性を託したポストカードのシリーズが“Art Touch(アート タッチ)”です。
「もうすぐ友達の誕生日だけど、LINEのスタンプだけじゃ、ちょっと味気ない」「久しぶりに手紙を書こうかと思ったけれど、便箋に向かうとなかなか筆が動かない」そんな時に、たいせつな人の笑顔を思い浮かべながらポストカードを選びませんか?
贈っても飾っても、紙とアートの力がきっと気持ちをなごませてくれます。
世界中のみなさんが“Art Touch”のポストカードを一枚手に取るだけで、あたたかい気持ちになりますように...。
Art Touch参加アーティスト一覧