タッチアンドフローとイラストレーターのteraさんがコラボレーション制作したポストカードです。手袋の中でぬくぬく、小さなうさぎたちが隠れている「かくれんぼうさぎ」、レースの羽で飛び立つ日を夢見る「レーススワン」、夕暮れ時に現れるという「スカイタクシー」、1つ1つにあたたかさと小さな物語を感じさせるイラストたち。

小さなうさぎたちが手袋に隠れている「かくれんぼうさぎ」は、眺めているだけでほっこりした気分になれますね。

tera |　イラストレーター
桑沢デザイン研究所プロダクト専攻卒業。玩具メーカーで企画開発に従事しつつ、レーベルtetratelier（テトラトリエ）を立ち上げイラストレーターとしても活動中。CDジャケット絵やDMのイラストカット、オリジナル童話の挿絵など幅広く制作。

ーteraさんに聞きましたー
Q：作品に対するコンセプト、テーマなどを教えてください。
A：日々の暮らしの中で、どこかに隠れているかもしれない小さな物語を見つけ出すような気持ちで制作しています。

Q：作品によく登場するモチーフ、モデルなどがあれば教えてください。
A：日常の生活で目にする草花や動物、大好きな童話に登場するような子どもたちが多いです。

Q：制作する上で、一番こだわっていること、大切にされていることは何ですか？
A：1枚の絵から物語を想起させるような視点を心がけています。

Q：作品はどのぐらいの頻度で生み出していますか？
A：月に3～5枚程度です。

Q：主に、どんな場所で描いていますか？
A：大好きな絵本やアンティーク雑貨に囲まれた自室。

Q：好きなこと、絵以外の趣味やマイブームなどがあれば教えてください。
A：落語を聴くこと。特に日本の妖怪話や怖い物語を聴くことが好きです。耳だけで聴く物語は、自分の中にある想像力を存分に使うことができて自由。童話やファンタジーの裏側には、何か不気味さや怖さも隠れているものが多いので、表裏一体な関係であるところにも魅力を感じています。

Q：メッセージをお願いします。
A：小さな物語たちが、ちょっとしたお守りのような存在になれれば嬉しいです。ぜひお気に入りを見つけてみてください。

ー〔アート タッチ〕についてー
デジタル時代において、ペーパーコミュニケーションをもっと手軽に、もっと身近に...。
様々なアーティストの力を借りて、長方形の紙にその可能性を託したポストカードのシリーズが“Art Touch（アート タッチ)”です。
「もうすぐ友達の誕生日だけど、LINEのスタンプだけじゃ、ちょっと味気ない」「久しぶりに手紙を書こうかと思ったけれど、便箋に向かうとなかなか筆が動かない」そんな時に、たいせつな人の笑顔を思い浮かべながらポストカードを選びませんか？
贈っても飾っても、紙とアートの力がきっと気持ちをなごませてくれます。
世界中のみなさんが“Art Touch”のポストカードを一枚手に取るだけで、あたたかい気持ちになりますように...。

Art Touch参加アーティスト一覧